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2023.03.16更新

こんにちは。
阿南歯科、歯科医師の八木です。

 

「赤ちゃんのむし歯予防ってどうしたらいいの?」

 

歯科医院で働いているとよくこんな質問を耳にします。

今回はそんな質問に答えるべく、0歳から虫歯予防をするための方法をご紹介します。

 

1.お口まわりのスキンシップ
歯が生える前はお口まわりのスキンシップから始めましょう。
手のひらで赤ちゃんの頬を触ってみたり、清潔な指でくちびる周りや歯ぐきに軽く触れてみてください。

 

2.歯が生えてきたら
歯が生えてきたら歯磨きを始めましょう。最初は歯ブラシを使わずに濡らしたガーゼで歯茎を優しくマッサージすることから始めます。歯ブラシを使う場合は柔らかい毛のものを選び、歯磨き粉は使わずに水だけで行います。お水を吐き出せるようになったら少量の歯磨き粉を使ってもOKです。また、お子さまが自分で歯ブラシを持てるようになったら自由に持たせてみましょう。磨くことが目的ではなく、歯ブラシを口にいれて慣れてもらうことが大切です。ただし、その時はお子さまから目を離さないようお願いします。

 

3. 歯磨きの習慣を定着させる
歯磨きの習慣を定着させるためには、歯磨きを楽しいものにすることが大切です。例えば、歯ブラシをかわいいキャラクターのものにする、歌を歌いながら歯磨きをするなどの工夫をすると良いでしょう。また、親が一緒に歯磨きをすることで赤ちゃんにとっても楽しい時間になります。
歯磨きの回数は1日1回以上、特におやすみ前にしっかりと仕上げ磨きを行ってください。

 

4.歯ブラシの交換をする
大人と同じで歯ブラシは定期的に交換することが大切です。歯ブラシの毛先が広がってしまうと、歯垢を除去する効果が低下してしまいます。特にお子さんの場合は噛んで毛が開きやすいため仕上げ磨き用とお子さんが自分で磨く用の2本を用意しておくと良いです。また、毎日使っている歯ブラシには、細菌が繁殖する可能性があるため、定期的に交換することで衛生面を保つことができます。

 

5.おやつに注意する
赤ちゃんがおやつを食べるときは、砂糖がたくさん入っているものはなるべく控えるようにしましょう。赤ちゃんのときから甘いお菓子ばかり食べているとそれが好物になってしまい、むし歯のリスクが上がってしまいます。
また、おやつを食べた後はお水やお茶を飲んでお口を流してあげるといいですよ。

 

6.飲み物にも注意
赤ちゃんが飲む飲み物にも注意が必要です。ジュースや甘い飲み物は、虫歯の原因になりやすいため、なるべく控えるようしましょう。

 

7.定期的に歯医者さんに通う
歯が生え始めたら歯医者さんの定期検診を受けることをおすすめします。
2歳ごろには歯医者さんでのフッ素塗布による予防も可能となりむし歯予防に大きな効果があります。また、万が一むし歯出来てしまった場合も早期に発見することで小さな治療で済む可能性があります。

 

以上、簡単ではありましたが0歳からできる虫歯予防の方法を紹介させていただきました。
お子さまのお口の健康を守るためにも、お父さん、お母さんが正しい知識を持ち、積極的に取り組んでいくことが大切です。
より詳しく予防方法を聞きたい方は是非当院にお越しください。

仕上げ磨き

藤沢市 六会日大前 阿南歯科医院 八木

投稿者: 阿南歯科

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