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2020.08.07更新

こんにちは、ドクターの相原です。長い梅雨が明けたとたん猛暑が続いてますが皆さん体調は大丈夫ですか?
本日は、妊娠中の歯科治療についてお話ししていきます!

妊婦の画像2

妊娠中に、
歯が痛くて眠れない。
食事ができない。
イライラする
などの症状が続くと、胎教にもよくないですよね。

妊娠中の歯科治療は、おなかの赤ちゃんに影響があると思われる方も多いと思いますが、いくつかの注意点を守れば、治療が可能なんです!

まず、時期としては


△妊娠初期(1~4ヶ月)
妊娠初期(妊娠15週目まで)

治療に慎重さが求められる時期です。診査やブラッシング指導、生活習慣のアドバイスなどをします。
腫れや出血、痛みなどがある場合は応急処置を行いますが、つわりで治療が行えないこともありますので、きちんと治療を行うのは妊娠中期になるのを待ちます。
過度の緊張や長時間にわたる治療は避け、応急処置にとどめます。


○妊娠中期(5~7ヶ月)

妊娠中期(妊娠16週目~27週目)
ほとんどの方が問題なく治療することができます。
X撮影や投薬も可能となり、通常の歯科治療が受けられますが、お腹の赤ちゃんや妊婦さんの影響を最小限に抑えられるよう、細やかな配慮で治療を行います。


△妊娠後期(8~10ヶ月)
妊娠後期(妊娠28週目以降)

お腹が大きくなってくると、治療ユニットに仰向けになるのも一苦労という妊婦さんも少なくありません。また、この時期はいつ生まれてもおかしくないため、母体に負担がかかるため、緊急を要しない限りは応急処置にとどめます。治療が必要な場合は、産後改めて治療を行うことをおすすめしています。

治療をする際、麻酔は大丈夫?レントゲン撮影って胎児に影響とかどうなの?痛み止め等の薬は?


*麻酔

急性症状で重症化を招く場合や、外科処置を行う上で、局所麻酔が必要となる場合があります。
歯科治療に通常使用する麻酔は局所麻酔です。 2%リン酸リドカイン製剤(歯科用キシロカイン、オーラ注)を使用した場合、胎児や母乳への影響はほとんどないと報告されています。麻酔無しでは痛みを伴う治療の場合、痛みによるストレスを考えると、安定期(16週以降)の場合は局所麻酔を使用した方がよいでしょう。
歯科の麻酔薬は無痛分娩で使われるもので、体内に入ると肝臓で分解され、尿とともに排泄されます。麻酔薬が胎盤を通過することがないため、妊娠中の方でも安全です。
当医院では、麻酔の痛みを極力減らすため、表面麻酔や細い注射針、やさしく緊張を和らげるような対応も心掛けております。お腹の赤ちゃんに影響がないように心掛けていますので、ご安心下さい。


*レントゲン

歯科のX線撮影は、あごや歯の周辺を撮影するため、直接おなかにX線が当たることはありません。

日常生活の中で常に自然放射線と呼ばれている微量の放射線にさらさられてます。この自然被爆と言うのは、太陽や宇宙空間から降り注ぐものなどごく身近なところに多く存在しています。
歯科でのX線撮影に際しての被曝量は一日の自然被爆の約3分の1以下で、被曝としてはごく微量です。

また、撮影時には防護エプロンを着用します。防護エプロンにより腹部を保護すれば、被曝量は限りなくゼロになるため、赤ちゃんへの影響はないとされています。
しかし、心配な方もいらっしゃると思うので、撮影時は相談させていただいております!

*薬

抗生物質は、胎児に悪影響を及ぼす薬があるため、極力妊娠8週以内では使用しません。
痛み止めは、痛みによる精神的なストレスがある場合、比較的安全なものを1日1~2回程度使用します。
胎児への影響の少ない消炎・鎮痛剤(非ピリン系のアセトアミノフェン)や抗菌剤(ペニシリン系、セファロスポリン系)を必要最小限投与します。


いずれも、必要性と安全性を計りにかけ、適切な時期や分量を十分考慮し、場合によっては、通院中の産婦人科の先生に確認していただくこともあります。

このようなことから、妊娠中はホルモンバランスが変化するため、むし歯や歯ぐきの腫れが進行しやすので出産後までまって症状がひどくなる前に、安定期での治療をオススメします!!!
ご自身のお口の中に不安がある方は、体調の優れた日に受診されると良いでしょう!

当医院では、治療を受けられる際に次の事を特に注意しています。
・楽な体勢で治療を受けていただけるよう、チェアを倒しすぎないようにして行います!

・ 急に起き上がって、立ちくらみや貧血を起こしてしまうこともあります。転倒などにも気をつけて治療していきます!

・体調を崩された際は、治療を中断し、すぐにトイレなどに行けるように声かけさせていただくなど心がけております!


おなかが張るような動作を控え、辛い時は、すぐにお知らせください!

妊娠の可能性がある方・妊娠中の方は、必ずお申し出ください!

事前に歯科医師と相談し、納得された上で治療を受けていただくことが大切になります!

気になることなどあれば、歯科医師や歯科衛生士がしっかりとお話しさせていただきます!

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投稿者: 阿南歯科

2020.06.20更新

こんにちは。歯科助手の太田です。
梅雨入りし蒸し暑い日々ですが、体調を崩さないようみなさまお気をつけください。

今回は子どもの歯について書こうと思います。
「乳歯は虫歯になっても生えかわるから大丈夫!」と思っている方はいませんか?
それは大きな間違いです。乳歯の頃に虫歯が多いと永久歯になっても虫歯になりやすいと言われています。
赤ちゃんは生後6ヶ月頃から歯(乳歯)が生え始めます。

 はじめはきれいに洗った親の指に清潔なガーゼを巻いて歯を拭いてあげましょう。乳歯はまだエナメル質が完全ではなく虫歯になりやすいので、食事の後は必ずケアをしてあげてください。ガーゼに慣れてきたら乳児用の歯ブラシで磨き、様子を見ながら赤ちゃん用の歯ブラシを持たせてあげてもいいでしょう。


そして5~6歳になると永久歯が生え始めます。この生えかわったばかりの歯もエナメル質が弱く虫歯になりやすいので気を付けて歯磨きしましょう。また、永久歯は乳歯と違い生えかわりません。永久歯は一生ものです。「虫歯ができたら歯医者さんに行く」のではなく、虫歯にならないように「かかりつけの歯医者さんに定期的に行く」ことがとても大切です!定期的に通うことで先生や歯科衛生士にサポートしてもらいましょう。


中には「フッ素」塗布してくれる歯医者さんもあります。歯にフッ素を年に数回、継続的に塗布することで虫歯を予防することができます。家庭でフッ素入りの歯磨き剤を使用するのもいいでしょう。
フッ素塗布以外にも「シーラント」という処置があります。6歳頃に生えてくる永久歯「第一大臼歯(6歳臼歯)」を虫歯から守るため、噛み合わせ面の溝を埋めて汚れがたまるのを防ぎます。ただシーラントをしても部分的に外れたり、そこから虫歯になることもあるので、ケアをきちんと行い定期検診でチェックをして必要であればシーラントをやり直すことが大切です。
当院ではフッ素塗布やシーラントを行っていますので一度相談してみてくださいね!

ブログ歯

あともう一つ。虫歯菌や歯周病菌は親から子どもに感染(垂直感染)するのを知っていますか?
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌や歯周病菌はいませんが、生活をしていくと感染します。虫歯菌や歯周病菌を持ったまわりの人が赤ちゃんの口にキスをしたり、同じスプーンやお箸を使ったりしても感染してしまいます。
一度感染するといなくなるのは簡単ではないので、親、兄弟姉妹などみんなでうつさないように気を付けてください。
そこで大切なのはまわりの人が口の中の環境を良い状態にしておくことです。口の中の細菌を減らすことで垂直感染のリスクを低くすることができます。ですので、親や兄弟姉妹は歯が痛くないから大丈夫…ではなく、一度歯医者さんで診察をして口の中がどのような状態であるかを確認し、必要であれば治療することをおすすめします。家族全員で感染を防ぎましょう。

投稿者: 阿南歯科

2020.06.06更新

 

こんにちは!
歯科衛生士の村中です。

だんだんと暑くなってきましたね。
マスクをしている方が多いと思いますので、こまめに水分補給をして

熱中症にはお気をつけください!
マスクをしていると喉の渇きを感じにくくなるそうです。

 

 


前回八木先生が歯の2大疾病のうちの1つであるむし歯について書いてくださったので、

今回はもう一つである歯周病についてお話ししたいと思います。

 


歯周病は字の通り「歯の周りの病気」なので、
歯自体は健康でも、歯肉や支えている骨などが侵されてしまう病気です。
歯の喪失原因のひとつであり、なんとむし歯よりも割合が高いのです!

むし歯と同じように、歯周病にも進行の過程があります。

 

 

 

 

まず歯ブラシができていないとプラーク(歯垢)が溜まり、

プラークの中の細菌によって歯肉が炎症を起こします。(歯肉炎)
この時点では骨への影響はありません。

 

 

中等度まで進行すると、歯と歯肉の間に隙間ができ、

歯周ポケットが形成されます。


プラークはその歯周ポケットに入り込み、

プラークの中の細菌が唾液中のカルシウムやリン酸と結合して、

歯石という石のような硬い物質になり歯の表面に付着します。
歯石の表面はザラザラしているので、さらにプラークが積み重なってしまうのです・・。

 

 

恐ろしいことに、歯周ポケットの中は歯周病原菌の繁殖しやすい酸素の少ない状態であるため、

さらに進行しやすくなります。

歯周病原菌の毒素は歯を支えている骨を溶かしていき、

さらに重度になってくると支えきれなくなり、

歯がグラグラしたり、歯肉が下がってきたり、抜け落ちたりしてしまいます。

 

 


歯周病は、歯ブラシが不十分で起こってしまうのはもちろんですが、

その他にも、喫煙、全身疾患、噛み合わせなど様々な原因が関連しています。

 

 

むし歯も歯周病も、毎日行うご自身での正しい歯ブラシや歯医者でのクリーニングがとても大切です。

 

当院では歯科衛生士がプラークを染め出して患者様一人一人に合った歯磨き指導を行います。
必要であれば歯間ブラシやデンタルフロスなどの使用方法をお伝えします!

 

ご自身のお口の中の状態を把握することはとても大切なことなので、是非検診にお越し下さい。

 

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☆歯周病かも?チェック項目☆
・朝起きた時口の中がネバネバする
・歯ブラシ時に出血をする
・口臭が気になる
・歯肉がむずがゆい、痛い
・歯肉が赤く腫れている
・かたい物が噛みにくい
・歯が長くなった気がする
・歯と歯の間に隙間ができてきた

 

上記項目に当てはまることがあれば、お早めにご相談ください!

 

投稿者: 阿南歯科

2020.05.31更新

こんにちは、歯科医師の八木です。
緊急事態宣言も解除されましたがまだまだ油断できない日々が続くかと思います。
皆さん体調管理には引き続きお気を付けください。

さて、今回は虫歯の進行についてお話ししたいと思います。
普段、私たちはむし歯のことを「カリエス:caries」と呼び、その頭文字をとって「C」と表記します。またその進行具合によりC0~C4と分類されます。

イラスト1

【健康な歯】
エナメル質、象牙質、歯髄の3層構造。

イラスト2


【C0:初期虫歯】
歯の表面のエナメル質が溶け始めている状態。見た目では白く濁って見えますがまだ穴はあいていません。症状も出ることはほとんどありません。
治療は歯磨きやフッ素など予防処置により再石灰化を促します。

イラスト3


【C1:エナメル質の虫歯】
C0に比べエナメル質への虫歯が進行し実際に穴があき始めている状態です。多少しみるといった症状がでることもありますがそこまで痛みがでることはありません。
治療は虫歯ができた面にもよりますが削ってプラスチックを詰める治療でできる場合が多いです。

イラスト4

【C2:象牙質の虫歯】
虫歯がエナメル質を超え象牙質に達している状態です。冷たい物や甘いものがしみたり、たまに痛むこともあります。
治療は虫歯を削り、プラスチックを詰めたり、インレーと呼ばれる型取りの詰め物入れる場合が多いです。C1の状態より虫歯が大きいので削る量も増えてきます。

イラスト5

【C3:神経まで達した虫歯】
虫歯がいよいよ神経まで達した状態です。ここまでくるとしみるのはもちろん、何もしない状態でもズキズキと痛むことがあります。
治療としては根の治療を行いクラウンと呼ばれる被せものを入れる場合が大半です。なので削る量もかなり大きくなります。

イラスト6

【C4:歯根まで達した虫歯】
虫歯が進行し歯の大部分を失ってしまった状態です。神経は死んでるパターンが多く、根の先まで細菌が侵入していることが多いです。根の先に細菌が入ると膿んでしまい痛みが出ることがあります。
根の治療で残せる可能性もありますが抜歯になるケースも少なくありません。

イラスト7

以上が虫歯の進行による分類になります。
虫歯は進行すればするほど大きく削ったり、場合によっては抜歯になってしまうこともあります。
そのためにも予防と早期発見・早期治療が大事になります。
日々のブラッシングを欠かさないことと、歯医者を定期的に受診することにより虫歯がまだ小さいうちに発見し、小さく削って治すことができます。
皆さん是非定期検診にはお越し下さい。

投稿者: 阿南歯科

2020.05.11更新

こんにちは、受付の平岩です!

最近少しずつ暖かくなってきましたね。

季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので、皆様お気をつけてください。

 

さて今回は口臭の話をさせて頂こう思います。

まず、口臭の成分ですが、

硫黄(温泉のツーンとした臭いが思い浮かぶと思います。)の化合物が口臭の成分です。

この硫黄化合物に、その他の微量な成分混入し、独特の口臭になります。

香水がさまざまな成分とブレンドして、独特の匂いになるように、

不快な臭いも、これらの成分が口腔の湿気とも混合されて、独特の臭いになるのです。

 

口臭①

 

口臭の発生には唾液が重要な役割をしています。

唾液には、サラサラした唾液と、ネバネバした唾液があります。

サラサラの唾液は、副交感神経が優位になっている、落ち着いている気分の時に分泌されます。

ネバネバの唾液は、交感神経が優位になっている、ストレスを感じたり、疲れていたりする時に分泌されます。

サラサラの唾液が多く分泌されると、口臭の原因である悪玉菌が食道に洗い流され、結果、口臭の予防になります。

一方、ネバネバの唾液の分泌が盛んになると、悪玉菌が口腔内に滞ってしまい、口臭が強くなってしまいます。

 

口臭の原因として、まず、食べ物があげられますが、

ニラ、ネギ、ニンニク等代表的なもののほかに、

口臭の原因になり得る意外な食べ物もあります。

まず、コーヒーです。

コーヒーに含まれる。カフェインの興奮作用で、交感神経が優位になります。

そのため、ネバネバな唾液が分泌され、口臭の原因になるのです。

また、利尿作用があるため、体内の水分が減ると同時に、口腔内の水分も減るので悪玉菌が滞って口臭が発生します。

エナジードリンクなんかも同様に口臭の原因になりますのでご注意ください。

次に、牛乳やヨーグルトのような乳製品です。

硫黄化合物を含んでいるほか、舌の上に停滞しやすい形状であることから口臭の発生を助長しております。

 

 口臭2

 

その他にも、ストレス、心配事、緊張があげられます。

先ほどお伝えした、唾液に関係してくるのですが、

ストレスなどを感じると、身体が緊張状態になり交感神経が優位になります。

そのため、ネバネバな唾液が分泌され、口腔内に悪玉菌が滞り、結果、口臭が発生します。

 

最後に、口臭の一番の原因ですが、歯周病です。

歯周病とは、歯を取り囲んでいる歯肉や骨が蝕まれる病気です。

歯周病は歯周病原因菌が、口腔内の特定のタンパク質をエサにし、分解するときに硫黄化合物を発生させ、口臭が発生します。

 

そのため、口臭が気になりましたら、まずは歯周病の可能性を疑ってみてください。

当院で検査、治療をしていきましょう!

投稿者: 阿南歯科

2020.04.16更新

こんにちは。
阿南歯科衛生士の神谷です!

最近、コロナウィルスの話題で皆様気の休まらない日々が続きますが体調の方は大丈夫ですか

今回は当院で行っている感染対策についてご説明させて頂きたいと思います!

当院では基本的にコロナウィルスに関わらず、常に「スタンダードプリコーション」に基づいた防止策に努めております。(院内での消毒への取り組みや詳しい対策については当院のHPで詳しく記載しておりますのでご参照ください。(https://anansika.coronavirus-clinic.com/)

*コレらの感染対策はコロナウィルスには勿論、殆どの細菌〜ウィルスに効果を示します。

また、来院される患者様全員に体温の測定、任意での外出アンケート等のご協力もお願いしております。   

最近では当たり前のように耳にする【スタンダードプリコーション】。少しお話します。
これは、1996年にアメリカ疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)が発行した隔離予防策ガイドラインにより提唱された「感染症の有無にかかわらずすべての患者に適用する疾患非特異的な予防策」のことをいいます。
では具体的には、

スタンダードプリコーション(標準予防策)の意味
院内における感染予防策には2つあります。

まず1つ目は、スクリーニング検査をして感染症が明らかとなった患者への対応であり、こちらは「ユニバーサルプリコーション」といいます。
 2つ目は「スタンダードプリコーション」。これは、スクリーニング検査により明らかとなる感染症の有無に関わらず、未知の感染症に対しても予防策を講じるという考え方です。
すなわち、全ての患者の血液・汗を除く体液(唾液,などのすべての体液)のみならず、分泌物・排泄物・傷のある皮膚・粘膜などをすべて感染源とみなし、予防策を講じることをいいます。

スタンダードプリコーションの具体策としては、

1.一患者、一処置ごとの手洗いの励行
2.患者の体液に触れる可能性がある場合は、手袋・マスク・ゴーグル、必要に応じてフェイスシールドや防水ガウンなどを着用する

絵
3.鋭利な器材などは適切に取り扱う
4.使用したリネンや器材を適切に処理する

機材

5.環境の整備

6.必要な場合は患者の隔離  

などがあります。


一昔前であればスクリーニングで明らかな感染症がみつからなければ、非感染として扱っていたかもしれませんが、現在ではコロナウィルスのような未知の感染症に対する防御策が一般的になってきています。

ここまでの対策をしても"完全"に感染を防ぐというのは不可能ですが、地域の方々に少しでも安心して通っていただけるよう日々更新される情報に目を向けて、スタッフ一同対策に務めてまいります。

余談ですが、少し前にコロナウィルスに関しての、Yoshikiさんと山中伸弥先生の対談を見ました。その中で、山中先生が、外出の自粛など先が見えないことだらけで、不安は増しますが、リスペクトを持った批判と柔軟な対応が大切とおっしゃっていたのが、心に残りました。
 感染症には口腔内のクリーニングが大切と言われています。免疫力を高めて、感染予防をしっかりしていきましょう!

投稿者: 阿南歯科

2020.04.14更新

最近ブログが止まったままでしたが、コレから更新をしていきます!

歯に関する情報を中心に発信していきます。よろしくお願いします。

 

こんにちは。
阿南歯科勤務医の岩田です。

今回は、ブラッシングのお話を少しさせて頂きたいと思います。
普段来院して下さる患者さんはブラッシング(歯磨き)について歯科衛生士からお話を聞く機会が良くあると思ます。
偶に虫歯がないのに歯がズーンと痛んだり、疲れている時などに夜に鈍い痛みやむず痒い等の不快感を気にして来院される方もいらっしゃいます。それは歯周病の悪化によって起こる一時的な炎症が原因であったりします。
磨き方が改善されれば、歯肉からの出血が減りそう言った症状もあまり出づらい状態に回復できます。ただし、歯周病以外の疾患でもそういった症状は度々出ますので一度来院された際にご相談下さいね。


〜毎日するブラッシングの必要性〜

1番の歯周病予防そして治療の助けになるのは患者さん自身の正しい歯磨きです。
たかが歯磨きと思ってあまり歯磨き指導に前向きになれない方もよくいらっしゃいますが、臨床で患者さんを診ていると正しい磨き方ができていない方は意外といらっしゃいます。 

プラークはお口の中で毎日形成されてる物なので、数ヶ月に一回行う歯医者さんでの口腔ケアだけでは状態の維持に限界があります。
つまり、歯周病の治療というのは患者さん自身の毎日の正しい歯磨きがかなり重要となるのです。
更には歯と歯の間にはブラシが届かない為、フロス(糸ようじ等)を用いて清掃する必要があります。

〜歯周病予防を目的としたブラッシングをする上で特に重要な所は、歯と歯茎境目やその付近です。〜

 歯

ブラシがしっかりそこに当たっていないとポケットの上に細菌と有機質が塊になった汚れ(プラーク)が溜まり歯周病悪化の原因になります。
溜まったプラークはいずれ石灰化をし歯石となります。その歯石は表面がザラザラしている為汚れがつきやすくそこにまたプラークが溜まり歯周病が悪化すると言う負の流れが生まれてしまいます。
しかし、ポケットの中にザクザク毛先を入れるような磨き方は傷つけてしまうのでかえって逆効果です。その為、正しい圧と動かし方で効率的な磨き方が必要になってきます。
意外と気を使う事が多くて面倒ですよね笑
正しい磨き方を行うとなると3〜5分とかでは終われない筈です。
最初は結構な労力のように思えますが、慣れるといちいち意識しなくても自然と行えるようになります。


〜当院では歯科衛生士が汚れの染め出しを行いどこに磨き残しがあるのか実際に可視化させて頂き、正しい磨き方と歯ブラシの選び方を丁寧に指導させて頂いております。〜

 歯


沢山の歯を残す事で健康寿命を長く維持できるという医学的な統計結果が多く出ております。
そして、そうしたデータから歯を失う主な原因は歯周病とも言われております。
歯磨きだけでは改善されない中等度〜重度の歯周病には事前に麻酔を行いポケット内に溜まってしまった歯石のお掃除を行ったり、外科治療や再生療法を応用した処置が必要となる場合もあります。
中等度〜重度歯周病を予防し長く健康的な生活を維持してゆく為には日々のブラッシングの質を高めるのがとても大切な事です。と言う今回のお話でした!

 

投稿者: 阿南歯科

2018.12.23更新

おはようございます。

阿南歯科副院長の岡田です。

 

 

今年も残りわずかになりました。

阿南歯科におきましては、本日23日を含め

25.26.27日と平常通り診療しております。

28日〜4日までお休みにさせていただきます。

 

お困りの方に関しましては可能な限り対応させていただくよう、体制を整えておりますので、少しでもご不安な方は早めにご連絡下さい。

 

 

最後になりましたが、阿南歯科一同今年も大変お世話になりました。

患者様の満足度が日々あがっていきますよう、今後も研鑽をおしまず、頑張ってまいりますので来年もよろしくお願い致します。

投稿者: 阿南歯科

2018.02.17更新

こんばんは。Dr.の岡田です。

日々患者さんからよく聞かれるご質問に対してこちらで少しお答えできればと思います。

この記事をよんで少しでも役立てていただければ幸いです。

今回はお子さんを対象とした小児歯科に絞って書かせていただきたいと思います。

 

 

Q.子供が歯ぎしりをするのですが大丈夫でしょうか?

 

A.歯ぎしりは老若男女問わず生じます。

私もひどい歯ぎしりをするようで、夜間用スプリントというものが必須である日々を送っております。

 

お子さんの歯ぎしりについては無理にとめることをしないというのが現在の歯科においていわれていることであります。

男女で多少の差はありますが、成人になる年齢頃まで顎は成長していきます。

その過程においての歯ぎしりは成長を促すものでもあり、無理に止める必要はありません。

 

痛みや顎関節症と呼ばれる顎の以上をきたす場合にはその限りではございませんが、昔言われていた歯ぎしりは良くないことというのは今の歯科では否定されていることでもあります。

 

ご心配な方は当院に受診していただければ、細かく診断させていただきます。

 

 

 

成人以降の歯ぎしりにつきましては…

またの機会にお話できればと思います笑

投稿者: 阿南歯科

2018.01.17更新

こんにちは。阿南歯科Dr.の岡田です。

先日、年明け1回目のセミナー勉強会に参加してまいりました。

全国の名だたる巨匠が集まった新年会で話題になったという話がとても興味深かったので、こちらで少しお話させていただければと思います。

 

どの業界も日進月歩ですが、歯科の世界も同じでありまして、常に新しい材料.機会が発売されております。

院長をはじめ当院のDr.はお休みの日にはセミナーや学会に参加し、常に新しい技術習得のためにがんばらせていただいております!!

 

という売り込みをさせていただきましたところで…

 

 

題名にございます人工知能AIと歯科との関係性についてです。

現在の最先端技術の一つに材料を使った型取りの必要がなくなり、カメラでスキャンするだけで詰め物や被せ物ができてくるという機械があります(今現在はケースが限られています)

こちらは当院においても試用導入決定しております。

このような機器も日々進化していくこととは思いますが…

 

 

2045年には人工知能で8割の歯科治療が可能になるという発表がありました! !

現実的な時期で2045年ということですから…すごい時代になったものだと強く感じております。

 

細胞から歯を作り出す

そして人工知能による治療  

 

日々研究して下さる方々のおかげで考えられないような技術がうまれてきております。 

私もまだまだ知らない技術がたくさんありますが、自分の知っている限りの知識、技術提供はさせていただきます。

 

遅ればせながら今年も阿南歯科一同、患者様の生活をより良くできますよう努力し続けてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

 

投稿者: 阿南歯科

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