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2021.10.03更新

歯科衛生士の吉澤です!

突然ですが 『プラーク・コントロール』という言葉を聞いたことはありますか?


「プラーク」とは 歯垢という意味で 歯の表面にある汚れです。
汚れ、というとなんとなく簡単に片付きますが その中身は様々な(500種類以上とも言われる)細菌から作られるもの。その一部に歯周病菌や虫歯菌が1mgに対し1億個以上の細菌がひしめいているもの、なんですって……… 書いていながらも鳥肌ですね……

ぶろぐ


では、その後につながる「コントロール」は管理。
そのプラークの量を、抑制や除去をして管理していきましょうね。という意味です。

 

プラークコントロール、衛生士の私としては永遠の課題です。


歯科衛生士には大きくわけて3つの役割があり
①予防処置(=歯石除去など)
②診療補助(=アシスタント)
③保健指導 があります。

歯医者さんに行って歯石取りを行ってもらうイメージがあると思いますがそちらは①予防処置です。やはり衛生士なので学生時代は そこの技術を一番磨かなくては!と思っていました。


けれど実際にはそこだけでは決して患者様は健康になれないということを沢山実感してきました。


当院には医院理念があり その一節に
「世の中から虫歯、歯周病をなくす」という言葉があります。

本当に虫歯や歯周病をなくすには、原因を根絶する必要があるのに、虫歯や歯周病になる原因であるプラークを 「除去する方法」を今まできちんと習ったことが無い方がほとんどです。
カウンセリングをして聞いてみても、受けたことがある方は2割程。

プラークの除去で一番大事で身近で簡単な方法は ブラッシングによるご自身での管理です。

そちらがしっかりできていれば、虫歯や歯周病にならなくて済むかもしれません。

 

ついた汚れを取っているだけでは一時的に綺麗になるだけです。
カウンセリングでも「治療が終わったのでまた悪くなったら(困ったら)来てね」と前院では治療が終わってしまったというのも非常によく聞きますが
それでは「また虫歯を作って来てくださいね」と言っているようなものですよね。

 

私たちは予防プログラムとして
プラークコントロール、ブラッシング指導の時間を設けております。
定期検診までの期間をしっかりご自身で汚れのコントロールをしていただき、その上での検診(クリーニング)だと考えております。


是非私たちと一緒に 生涯プラークコントロールを行っていきましょう!

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藤沢市 六会日大前駅 阿南歯科 衛生士 吉澤

 

 

投稿者: 阿南歯科

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