こんばんは、衛生士の村中です!!
こどもの歯は一歳をすぎると乳歯の奥歯が顔をだしてきます。その頃になると奥歯で食べられるようになるため口の機能という面でも大切な時期になります。
奥歯は後から生えてくる永久歯よりも乳歯の方が大きいため歯の交換がスムーズに行われます。ですが虫歯が原因で歯がなくなったり、抜歯をすることになることがあればせっかく余裕のある交換スペースが消失することになります。
乳歯の奥歯の重要な役割はその後に生える第一大臼歯の生える位置決めに貢献しているので永久歯の歯並びや咬み合わせを育てる為にも乳歯の奥歯を大切にしましょう!!
前回もブログで書いたのですがこのころからシーラントやフッ素を使って子供の歯を守りましょう。。。
補足です!!勤務医の岡部ですが、この度、今まで日本での歯磨剤のフッ素濃度は上限が1000ppmまでとなっていましたが遂に国際基準レベルの1500ppmまでに引き上げられました。
フッ素はとても虫歯予防に有効です。ですがまだまだ日本は、口腔衛生の先進国であるアメリカやスウェーデンなどに比べるとフッ素の使用は不十分なようです。
1500ppmまでに引き上げられた歯磨剤には今までの歯磨剤の注意書きに加え、6才未満への使用の注意がなされているようなのでよく読んで正しくフッ素入り歯磨剤を使用しましょう!!